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『魔女見習いをさがして』おジャ魔女どれみから15年の神リバイバル作品 【東京国際映画祭2020レポート】

子供の頃に見ていたアニメを作品の時間軸や焼き直し、穴埋めでのリバイバルではなく、作品を観ていた子どもたちが大人になって、今あらためて「おジャ魔女どれみ」で感じてほしいこと、思い出してほしいことをストレートに描いています。東京国際映画祭でも、おジャ魔女世代が席を埋め、上映終了後ではハンカチを片手に涙している人も。
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『朝が来る』を観て – 子どもという太陽がうむ光と影を知る

数と中身、ともに目を向けることを、あらためて考えるとともに、中身においてはドキュメンタリーや映画などのエンターテイメントというのは、すごく効果的に思えました。それはこの作品がやはり人が人に持つ生き方の興味を最大限惹きつけてくれるものになってくれるからだと思いました。
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『罪の声』を観る前に知っておきたいグリコ・森永事件と近年の劇場型犯罪

経験に基づくリアルと、情報に基づく少しのリアルと、そこからの想像を巡らせたリアルかアンリアルか分からないストーリー。『罪の声』は私にそれを感じさせてくれた重厚なサスペンス、そしてヒューマンドラマでした。事前に知っておくとこの映画を楽しめるだろうという要素をまとめてみました。
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『博士と狂人』を面白く観るための予習 – 多くの国がドラマにする辞典の裏側

「オックスフォード英語大辞典(OED)」の誕生秘話を描いた「The Professor and the Madman(原題)」を観てきました。映画自体の批評は置いておき、事前に押さえておくとさらにこの映画が面白くなるだろうなという視点で簡単な入れ知恵的なエッセンスを求めてみたので御覧ください。
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『スパイの妻』 – 昭和をスタイリッシュにリバイバルした戦争風刺サスペンス

高橋一生の余白のない筋の通った声と東出昌大の靄のかかった幼声が、リベラルと保守の対峙する配役として説得力がありました。そこに蒼井優の多少派手な演技が加わると、ときにスクリーンを通して舞台を見ているような気にさえなります。スタイリッシュな昭和を背景に素晴らしい舞台映画だと感じました。
Game

FF7リメイクコラム04 – PS5で発売と噂される2作目はいつかなのか。

さて、今回はコラム最後、FF7Rについて続編がいつになるのか、シンプルにファンとしての疑問を勝手に想像していきたいと思っています。目先のお金を追うだけであればスクエニ側もすぐに出したいところだと思いますがマーケティング的には発売のタイミングというのはとても重要です。
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『みをつくし料理帖』- 心をほぐし、その隙間に注がれる”人情” –

"雲外蒼天"と”旭日蒼天”、2つの天の交わりを軸に人の温かみを料理を通して描いた作品。悪者 が最低限にしか出てこず、登場人物はほぼ良い人。とはいえ日本人が古来持つ 文化をベースに人の持つ温かみのみを濾過して、染み渡らせているこの映画は紛れもなく日本人持つ気質だと思えます。
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NETFLIX新作映画-独占オリジナルの作品紹介(10月19日週)

今週配信されるネットフリックスオリジナル作品を紹介。配信日、作品情報を取りまとめたもの。今週10月19日週はあのヒッチコックも映画化した作品、『レベッカ』の現代版。また、ノルウェーから『殺人ホテル』と名前からして怪しげな作品が登場。
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『星の子』- 不気味な空気の中に純愛を感じる作品 –

新興宗教というスパイスを使って家族を社会から、敢えて切り出して描いているようにも思えますし、家族という狭いコミュニティの特殊性を感じました。社会とのバランスをどう保つか、思春期の娘(芦田愛菜)を通して見える世界は、あらためて我々大人にも気づきを与えてくれるものでした。
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『望み』- 代わり映えしない背景と変わりゆく表情、役者だけが動く映画 –

息子が行方不明になり、被害者なのか、加害者なのか、情報が少しずつ露呈していく中で家族がどう「望み」を持っていくか、心の保ち方が細かく描かれています。代わり映えのない景色の中で、変わっていくそれぞれの登場人物の表情は、観客の心拍数を上げてきますあし、喉元抑えられたような息苦しさもあります。