【新作期待ランキング】11月20日公開映画 – 予告編で観に行く3本を決める

今週金曜日11/20も新作が多く公開されます。邦画ファンにとってはうれしい時期が続く一方、洋画はやはり公開が立て続けにストップと、まだ通常稼動までは程遠い感じがします。

欧米に続き、日本もまた感染者数が増えてきました。場所によっては日別の感染者数が過去最多を記録したり、ほぼ間違いなく第3波の到来と言われています。正しい情報、正しい振る舞い、感染対策をしっかりして劇場に行きたいと思います。

さて、問題はやはりどの映画を観るか…

毎週、映画ファン共通問題「ナニミル?」ですが、今週公開の作品は危険な香りがする映画が多々あるような気がします。さてはて、一か八かリスキーな作品群にすべての時間を投資するか、安牌を混ぜ込むか。

今回も予告編を一通り観てピックしました。
一通り拝見した予告は以下です。ひとこと予告編を観た感想を添えています。

(先週公開の満足度ランキングはこちら

11月20日公開の鑑賞候補リスト

STAND BY ME ドラえもん2公式サイト
劇場で何度も観た予告編。幼少期のルーチンにより「ドラえもん」に思い入れが薄く、、、接点の少なさにより響かずでした。

ばるぼら公式サイト
ネームバリューに惹かれないわけがない。稲垣吾郎と二階堂ふみ、想像しなかった共(狂)演。それをクリストファー・ドイルが撮るなんて。色んな意味で危険な香りがする作品。

Mank公式サイト
前編白黒でかの有名な『市民ケーン』の脚本家のストーリー。私の父親世代なら食いつきそうな時代背景。現代の映画ファンにとってはデヴィッド・フィンチャー監督最新作というところで食いつきます。ただ、劇場で観ずとも12月4日よりNetflixで観れてしまうという…。

泣く子はいねぇが公式サイト
ちょっと最近重たいの続きの仲野太賀。つかみどこもない予告編だったが、最後の2行で興味が強まりました。「金も、仕事も、自身も、自分も、何もない」「それでも、取り戻したいものがある」

エイブのキッチンストーリー公式サイト
ストレンジャー・シングスのあの可愛かった子がイケメンになってる!勝手に湧き出る親心的なものもあり。ただ、個人的に料理モノには弱いです。胃袋から掴まれるとなぜか涙出やすくなります。12月4日公開の『ノッティングヒルの洋菓子店』の前にメインディッシュを入れておくのは悪くなさそう。

おろかもの(公式サイトがないので予告編
「結婚間近の兄が浮気していて、その浮気相手と妹が仲良くなって結婚式を阻止しようとする」なんて、あらすじだけで面白すぎます。全国区の公開じゃないのが悔やまれる。

滑走路公式サイト
先行して鑑賞しておりReBoooTでも記事をアップしています。(なので、今回のリストからは除外)
ぜひ→『滑走路』踏みとどまり、振り返り、また前を向く【東京国際映画祭レポート】

心に決めた3本の期待すべき新作映画は…

期待度 3 位 『泣く子はいねぇが』

映画『泣く子はいねぇが』本予告 | 11/20[金]公開

監督・脚本:佐藤快磨
企画: 是枝裕和
キャスト:仲野太賀、吉岡里帆、寛一郎、余貴美子、柳葉敏郎

【 作品紹介 】
これまた旬の俳優、仲野太賀主演作。父親役というとあまり印象になく、そういった意味では新鮮な役どころなのかもしれない。秋田という土地で「ナマハゲ」という伝統行事も物語に交えている。秋田でだめな男が父親になり、妻との大事な約束をやぶり東京へ逃げる。東京での暮らしも2年がたち、なにも変わらぬまま、ただ娘に会いたい思いで秋田へ帰るのだが…
妻役に吉岡里帆。なにより脇を固める役者さんが、余貴美子、柳葉敏郎。「ギバちゃん」×「秋田弁」は踊る大捜査線以降大好物。

< 注目ポイント >
● 柳葉敏郎の秋田弁。標準語よりセリフに血が走っている気がする(笑)。
● 「金も、仕事も、自身も、自分も、何もない」人がどうやったら父親として認められるのか、なにが変わるのか、その理由は何なのか、単純に知りたい。
● 吉岡里帆と仲野太賀の共演。『ゆとりですがなにか』のモンスターゆとり世代同士の共演。

期待度 2 位 『ばるぼら』

2020年11月20日(金)「ばるぼら」本予告

監督:手塚眞
撮影:クリストファー・ドイル(『ある船頭の話』『ブエノスアイレス』)
脚本:黒沢久子
原作:手塚治虫(『ブラック・ジャック』『ブッダ』『鉄腕アトム』)
キャスト:稲垣吾郎、二階堂ふみ、渋川清彦、石橋静河、美波

【 作品紹介 】
手塚治虫の息子である手塚眞が、手塚治虫の問題作を映画化。手塚治虫が新鋭の漫画かたちの出現で自身の漫画に自身を失いかけ、その不安や弱さを多く投影したという原作。その危ない世界を稲垣吾郎と二階堂ふみが退廃的かつ狂気な世界を描く。ミッドナイトスワンで新しい境地に達した草彅剛同様、まだ見えていない稲垣吾郎の狂気だけが興味ある。
ちなみに稲垣吾郎演じるは異常性欲に悩まされている耽美派の人気小説家 美倉洋介。酒漬けのホームレス少女ばるぼろを演じるが二階堂ふみ。ともに、まともじゃない人間を演じる。原作を知らない人間として、絵も演技も物語も、結果私の感情も、どう転ぶか賭けてみたい。


< 注目ポイント >
● 稲垣吾郎の演技。『十三人の刺客』で魅せていたような狂気は惹かれるものがあった。それが退廃的な世界でかつアーティストの役所でどう演じるのか興味あり。
● クリストファー・ドイルが撮る堕落的な世界の画。響くか寝るか。

期待度 1 位 『エイブのキッチンストーリー』

映画『エイブのキッチンストーリー』予告編

監督・原案:フェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ
脚本:ラミース・イサック、ジェイコブ・カデル
キャスト:ノア・シュナップ、セウ・ジョルジ

【作品紹介】
Netflixの人気シリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ウィル役で出演したノア・シュナップが主演の映画。エル役のミリー・ボビー・ブラウンも『エノーラ・ホームズの事件簿』で主演映画が公開(実際はNetflixオリジナルとして配信)されるなどストレンジャー・シングスの子役たちも俳優として着々とキャリアを積んでいる。
予告冒頭から多民族の血をもって生まれ、その複雑なアイデンティティが成長期の子どに葛藤を与えている様が読み取れる。そこに料理という自己表現の場を持つことで、自身の持つアイデンティティを重ね自由な料理を創り上げていくのだろう。
おそらくは良い道標なるパートナーもいて、分かりやすいストーリー基盤があるのだろうと垣間見える。この前提において、こういうベタが好きかどうかで観たい、観たくないが分かれる作品だと思う。ただ、ひとつは心理的安全性の高い作品を入れたかったのが正直な気持ち。

< 注目ポイント >
● どのような料理が目で楽しめるか。(料理が絡むとハズレはないという勝手な個人的鉄板理論)
● ノア・シュナップの成長。勝手な親心。(ただ、ストレンジャー・シングスを観ていただけ。)
● 複数民族の血を引き子どものアイデンティティーについてどのように、どこまで語られているか。

以上が見る前の予告編期待度ランキングTOP3です。
これらを公開後、できるだけ早めに観たいと思っています。

作品を観たあとの感想はあらためてレポートしますね。ではまた。