FF7リメイクコラム03 – リメイクで愛されたサブキャラクターたちの未来は変わる

今回追求するのは1つ目の検証ポイント「シナリオ変更の必要性に関して」

3回目で勝手に進めているファイナルファンタジー7リメイクコラム3回目です。

前回はスクウェア・エニックス・ホールディングの昨今の業績を簡単にまとめて、ビジネス視点でゲーム販売戦略に触れてみました。

前回まではこちら↓
FF7リメイクコラム01 – 最大の感謝とともに。続編が出るまでは妄想で凌ぐ –
FF7リメイクコラム02 – スクウェア・エニックスの業績とFF7Rの関連性

今回は1つ目の検証ポイント「なぜ、シナリオまで手を加える必要性があったのか?」を追求していきたいと思います。

ちなみに言っておくと今回のリメイクに関しては大筋ストーリーとして変更されたと言い切れるところはありません。ただ、登場人物における背景描写の厚みはすごく増しております。

そして、これは若干ネタバレになるので、詳細は控えますが、次回作以降の変更示唆は結構ハッキリと描かれています。なので、あくまでも可能性の話ですが、「おそらくはリメイク2以降のストーリーは変わってくるだろう」ということで考察の課題設定をしています。

終盤クラウドのバイクライド

ストーリーを置いて映像の解像度だけをあげることはできなかったリメイク版

まず、今回のリメイクがオリジナル版のどこまでを描いているかというと、ミッドガルド脱出4〜6時間相当のところです。

”%”でいうとどうやらオリジナル版の全ストーリーに対して15%〜20%くらいとのことですね。

まず、キャラクターの背景描写含め、物語がすごく丁寧に描かれています。リアルな表現、グラフィクス、描写・演出レベルがオリジナル版の時代よりも平均として格段に向上しているため、そのスタンダードにストーリー解像度も押し上げると描くボリュームは多くなるということです。

表現がリアルになればストーリーも行間をあまり空けることができず、そこを補完するストーリーが求められる。その双方が影響し、少なくとも「そのまま」リメイクすることはできなかったんだと思います。

オリジナル版(PS4版)のミッドガルド
リメイク版のミッドガルド

FF7Rは何部作になるのか!?

分作ということで次回作で完結だとすると、大幅な圧縮が行われるはずでしょう。

その圧縮が圧縮に見えない工夫、つまりはストーリー改変が開発する側としては必須になった可能性はあります。もちろん、3部作以上の分作で圧縮を回避する可能性も否定できませんが、それでも尺をまとめられるかは怪しいのでストーリー自体には何かしらの改変があるでしょう。

4部作という可能性ですが、なくはないが可能性としてはかなり低い、と思っています。その場合だとストーリー改変はあまりせずにリリースできるかもしれません。今回のリメイク1の販売成績・評価を確認してからスクエニ側も完結までの本数を判断するというところはあると思いますので、その視点でいえば、4部作等まで視野に入れる可能性は否定できません。個人的には、開発人員や主要スタッフを確保するのも様々なコストや事情が絡むと思うので、やはり3部作での完結が妥当ではないかなと思っています。

オリジナル版(PS4版)のジェシーとクラウド
リメイク版のジェシーとクラウド

輝きはじめたサブキャラクターたちの今後

もうひとつ、大きくストーリーに厚みが加わったところとして、オリジナル版では影の薄い脇役たちに魂を産み付けたことでしょう。本編におけるアバランチという組織にいるジェシー、ビックス、ジェシーたちなどは大きく存在感を上げました

あわせて、本編においても人気があった神羅カンパニーの副社長ルーファウスやタークスのイケメンたち。

こちらも、総出でイケメン度を上げ、人気を押し上げたに違いないと思います。

特にアバランチ各メンバーのキャラクター描写はすごく印象深く、各々がFF7のメインキャラクターとして認知されたはずです。

作品のブランド転用においてMMOやスマートフォンゲームは成功しているスクエニの背景を考えると、ここで新たに人気キャラクターが生まれることは万々歳でしょう。

作品本来が持つブランドをリメイクで枯らすことなく人気を維持することはあったと思いますが、新しいスパイスを多く含み(以前も登場した)キャラクターを再生させることは素晴らしい挑戦だったと思います。

私が思うに、それは大成功だと思います。

今後はスマホゲームのガチャでジェシーやルーファウスがガンガン出てくるかもしれません。

個人的にはジェシー最高でした。

かわいいジェシー

リメイクにおける懸念をポジティブに昇華した新しいリメイクモデル

制限性を活かすことで発展させていくのはビジネスとして理想ですが

ここまでゲームコンテンツで発展させているのはなんとも素晴らしい限りです。

このリメイクの(一端の)成功に自身を持ち、グラフィカルに大きく変化させざる得ないリメイクも今後発表されていく可能性は大きいと思います。

当時、傍目で見ていただけのサブキャラのドラマに目を奪われ、気づいたら愛着が湧いている。

そういう狙いがあったのかもしれません。

・オリジナルのストーリーで一部を省かざる負えないところがある。

・その上でキャラクター背景描写の解像度を高めるとストーリー自体の変更が現実的。

・完結までの本数は、スタッフの確保等の事情を考えると三部作が妥当。

・シナリオ微修正、キャラクター背景描写を踏まえてサブキャラたちのパワーアップも狙い。

・今後スマホゲームでサブキャラたちがガチャで登場する可能性大。

こちらが検証ポイント1「シナリオ変更の必要性におけるポイント」です。